クラミジアの治療期間の目安

クラミジアの治療法

クラミジアの治療に用いられる抗生物質

クラミジアの治療は抗生物質で行います。抗生物質には内服薬と点滴がありますが、通常は内服薬だけで治療し、1回の服用で約1週間後には完治します。しかし、遺伝子検査による確認が必須なので、通院が終了するまでにはさらに時間がかかります。

クラミジアの治療で用いられるおもな抗生物質はジスロマック(アジスロマイシン)です。ジスロマック以外にクラビット、クラリス、エリスロマイシンなども処方されることがありますが、9割方ジスロマックです。以前はクラビットで治療することがクラミジア治療の主流でしたが、クラビットでは完治までに長期間かかるため、現在ではジスロマックを処方する医療機関が圧倒的に多いです。ジスロマックなら、1回の服用で効果が1週間持続するため、通院する回数も少なくて済みます。

完治するまでの期間

ジスロマックを1000mg服用すると、その作用は約1週間持続し、それだけで完治することも多いです。ジスロマックだけでは効果が出ない場合は、ほかの抗生物質を処方して様子を見ることになるでしょう。クラミジアは淋病と異なり耐性菌がないと言われていますが、症状が重いと完治までに数カ月かかることもあります。

完治の確認が必須

遺伝子検査による確認

ジスロマックの1回の処方で完治することが多いとはいっても、完治したことを確認するために遺伝子検査を受けなければなりません。クラミジアはそもそも自覚症状が出にくい病気ですので、症状がなくなっただけでは本当に病原菌が死滅したのかがわかりません。実際、5~10%ぐらいの人が治療を受けた後に再発しています。体内から完全にクラミジアの病原菌が消えたことを確認するには、薬の服用が終わった1週間から2週間後に遺伝子検査を行います。なお、遺伝子検査は精密なため、クラミジアが死滅していてもDNAが残っているとそれに反応してしまいます。ですので、治療から検査まではなるべく間隔を置く必要があるのです。

完治が証明されるまで性行為は控える

症状自体は早い段階で治まっても、検査で完治したことがはっきりするまでは、上記のような理由から3週間から1カ月程度かかります。もし病原菌が残っていると、再発して他人を感染させる危険性がありますから、検査で完治したことが証明されるまでは性行為を行わないようにしましょう。