クラミジアの点眼薬とは

クラミジア結膜炎の症状

クラミジア結膜炎に感染すると

クラミジアは性行為によって感染する病気ですので、クラミジアと聞くと性器だけ症状が出るものだと思っている人も多いのではないでしょうか。確かに性器に症状が出る病気ですが、目に感染すると結膜炎にもなってしまいます。クラミジアによる結膜炎には、性行為で感染する成人型封入体結膜炎のほかに、乳児が出産時に産道で感染する新生児結膜炎もあります。ここでは性行為で感染する封入体結膜炎の治療について見ていきます。

結膜とは、白目の表面やまぶたの内側を覆う膜のことで、眼球の内部と外部を隔て、まぶたと眼球が癒着しないようにする役割を持っています。袋状なので中に異物が溜まりやすく、温度と湿度が病原菌の繁殖に適した環境なので、炎症が起こりやすい場所でもあります。クラミジア結膜炎のおもな症状は、充血、黄色い目やに、膿、耳のそばのリンパ節の痛みや腫れなどです。片目だけに感染することが多く、症状も感染した方の目の付近に表れます。クラミジア結膜炎が進行すると角膜にまで達し、いくら目を洗っても視界が定まらなくなったり、結膜にぶつぶつができたり、角膜が濁って光がまぶしく感じられたりといった症状も表れます。

クラミジア結膜炎の症状の表れ方

性行為で感染した場合は、潜伏期間が2日から19日ほどあるので症状がすぐに表れず、クラミジアが原因とはわかりにくいです。実際、目の調子がおかしいと思って眼科を受診しても、はやり目と診断されてクラビット点眼液を処方されるということがあるようです。眼科では性病かどうかはわからないので、クラミジアが原因とわからずに何カ月も無駄な治療を行うことにもなってしまいます。ただ、クラミジアに感染した場合、ほとんどの人が性器にも症状が表れるものです。性病科を受診して同時に性器の方も治療しましょう。

クラミジア結膜炎の治療法

クラミジア結膜炎の治療は点眼薬や眼軟膏で行われます。性器や咽頭にも感染があることが多いので、抗生物質の服用も必要なことが大半です。クラミジア結膜炎は放置すると視力が低下する怖い病気ですから、完治するまでは医師の指示に従い、自己判断で薬の服用や点眼をやめないようにしてください。クラミジア結膜炎が完治するまで数週間から数カ月もかかることがありますので、継続的な治療が大切です。