クラミジアの特徴は

クラミジアの特徴と症状

自覚しにくい

性感染症のなかでも圧倒的に患者数が多いクラミジアは、誰でも感染し得る病気です。それだけ感染しやすい病気ということですので、その特徴や症状について正しい知識を持っておきましょう。

クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌による感染症で、自覚症状がほとんどないことが大きな特徴です。そのため、10~20代の若い世代を中心に感染者数が増加しており、日本には100万人以上の感染者がいると言います。クラミジアは性器の病気という認識がありますが、のどに感染する咽頭クラミジアもあります。男性と女性で症状の表れ方に違いがありますが、男女ともまったく症状が表れないことも多く、放っておくと重篤な病気につながる危険性があります。

女性の症状

クラミジアが女性に感染すると、1~3週間の潜伏期間ののち、おりものの臭いや量の増加という症状が表れることがあります。頻尿になったり残尿感があったりすることもあり、膀胱炎につながることもあります。ただし、感染者の約8割は何の症状も感じません。症状が表れてもそれほど重いものではないので、自分がクラミジアに感染していることに気づかず、放置しているうちにどんどん進行し、ほかの重篤な病気を引き起こすこともあります。女性の場合、性器だけでなくフェラチオでのどに感染することも多く、こちらものどの痛みや腫れという症状が出ることはあるものの、大半の人が症状を自覚しません。

男性の症状

男性が感染した場合、潜伏期間は女性と同じく1~3週間で、尿道の違和感、かゆみや軽い痛み、腫れや膿などの症状が表れることがあります。しかし、男性の場合もほとんど症状が出ないという人が大半で、知らない間に病気が進行してしまう危険性が高いです。女性に比べると咽頭クラミジアの感染者は少ないですが、クンニリングスなどオーラルセックスを行う場合は、女性と同じだけ感染するリスクは高まります。

クラミジアを放置すると

クラミジアが進行すると、女性の場合は子宮や卵管にまで炎症が及び、不妊症になることがあります。さらには骨盤内部に侵入して骨盤内腹膜炎を引き起こすこともあります。母体がクラミジアに感染していると、生まれてくる子どもが産道でクラミジアに感染することもあるので、早めの治療が必要です。男性の場合も、放置していると前立腺炎や精巣上体炎などの病気になる危険性がありますし、性行為を行う相手を感染させることになるため、早めに治療するべきです。